紅麹原因は何が入っていた？自主回収している製品は何種類ぐらいある？

小林製薬より、紅麹を原料としたサプリの自主回収が発表されました。

このサプリを飲んでいた人に健康被害が出ているということで、とても驚きました。

サプリは健康維持や、美容などを目的に摂っている方が多いと思いますが、それで健康を害してしまったら元もこうもないですよね。

この記事では紅麹は何が入っていたのが原因なのか、自主回収している製品は何種類ぐらいあるのか調べてみました。

この記事の情報は執筆時点（3月24日）での情報となります。最新情報は小林製薬等各HPにてごかくにんください。

紅麹は何が入っていたのが原因なの？

小林製薬からは次のように発表されています。

本製品及びそれに使用している紅麹原料（自社製造）の成分分析を行った結果、一部の紅麹原料に当社の意図しない成分が含まれている可能性が判明しました。

現時点でこの成分の特定や本製品の腎疾患等との有無の確定には至っておりませんが、お客様の健康被害が拡大することを防ぐための予防的措置として、下記【対象製品】記載の紅麹関連製品を自主回収することといたしました。

紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ

先日行われた会見でも、原因となっている成分についてな特定ができていないと回答されていました。

しかし意図しないなんらかの成分が含まれていることは分かったようです。

この特定には1〜2ヶ月がかかるとのことです。

紅麹菌が産生することがある毒素として「シトリニン」という成分が有名ですが、それは検出されていないと小林製薬は回答しています。

当然有名な毒素に関してはチェックをされているはずですので、「シトリニン」が原因という可能性は低いと言えます。

紅麹が原因で自主回収している製品は何種類ぐらいある？

小林製薬では３つのサプリが回収されています。

また小林製薬はそもそもの紅麹の製造会社で、生産した紅麹原料を他の企業にも販売していました。

販売先は国の内外の飲料・食品メーカーや原料商社など52社に上るとされています。

小林製薬が取引先にも販売中止の要請を行なっており、紅麹を使用している製品の販売中止や自主回収が始まっています。

執筆時点で判明いているのは次の製品です。

この飲料や食品に関しては現時点で健康被害の報告はないとのことです。

原料は52社に販売しているとのことですので、これからますます増えていく可能性が高いですね。

まとめ