カウコン未成年でも入れる?保護者同伴・同意書・名義の扱いを徹底解説

俳優

2025年は3年ぶりに大晦日12月31日に開催される「ジャニーズカウントダウンコンサート(通称:カウコン)」。

年越しを大好きなグループと迎えるこの特別な一夜を楽しみにしているファンは多いですが、例年話題になるのが「未成年でも入場できるの?」という疑問です。

この記事では、過去のカウコンでの年齢制限や本人確認の実例をもとに、
「保護者同伴ならOK?」「同意書があれば入れる?」「未成年名義のチケットで成人が入るのは可能?」
といったよくある疑問をすべて整理してお伝えします。

カウコンは原則18歳未満は入場できない

まず結論から言うと、カウコンには18歳未満は入場できません

理由は明確で、カウントダウン公演は夜23時以降〜深夜0時をまたぐため、青少年保護育成条例の対象となるからです。

ほとんどの自治体(東京都含む)では、18歳未満の未成年者が深夜に外出・滞在することを禁止しています。

そのため、どんな事情があっても「高校生以下(17歳以下)」は入場できないのが現行ルールです。

2021年以降のカウコン公式案内でも、「18歳未満の方の入場はできません」という文言が明記されており、これは2025年現在も変わっていません。

また、同様の規定は他のSTARTO(旧ジャニーズ)所属グループのカウントダウン・年末ライブでも適用されています。

保護者同伴でも不可 ― 同意書を出しても入れない理由

「保護者が一緒なら大丈夫なのでは?」と考える方も多いですが、残念ながら保護者同伴でも入場できません。

過去には、親子での来場が一部許可されていた時期もありましたが、ここ数年は条例と運営ルールの両面から厳格化が進んでいます。

保護者同伴や同意書提出で入場を許可すると、
「他の未成年もOKになるのでは?」とトラブルのもとになるため、

現在では例外を認めず、一律に同意書があっても「18歳未満不可」とされています。

同意書に関しても、意味があるのはあくまで18歳以上20歳未満の成人未満者(=19歳)に対してのみ。

18歳未満の方の場合、同意書があっても条例違反になってしまうため、主催側が受け入れることはありません。

18歳〜19歳は入場可能だが「保護者の承諾書」が必要な場合も

2022年以降のSTARTO系コンサートでは、18歳以上20歳未満の来場者に対して保護者の承諾書を求めるケースが増えています。

特に初めてファンクラブ会員としてチケットを申し込む際や、夜間公演の場合は「同意書の提出」が条件として明記されていることもあります。

たとえば、King & PrinceやSnow Manなどのドームツアーでも、応募ページに

「18歳以上20歳未満の方は、保護者の同意を得たうえで申し込み・来場してください」
という注意書きが見られました。

カウコンの場合、年越しをまたぐ公演ではありますが、18歳以上であれば条例の対象外となるため、
身分証とファンクラブ会員証が一致していれば入場できます。
ただし、申込時点で18歳未満だった場合は応募が無効となる場合もあるので注意が必要です。

未成年名義のチケットで成人が入場できるのか?

SNSではよく「未成年の名義で当選したチケットを成人の友人が使って入れるのか?」という質問が見られますが、

これについては絶対にできません

カウコンを含むSTARTO系の公演では、本人確認が非常に厳しくなっており、

チケットの名義と来場者本人の情報(ファンクラブ会員番号・顔写真付き身分証明書など)が完全一致していなければ入場できません。

特に最近のカウコンでは、「入場口での本人確認」「ランダムでも本人確認」が導入されています。

つまり、未成年の名義を使って成人が代わりに入場することは名義貸し・不正入場とみなされ、発覚すればチケット無効・ファンクラブ強制退会の可能性があります。

「親が申し込んで子ども名義で入る」「子ども名義で親が行く」といったやり方も、

本人確認の厳格化以降は完全に不可能になりました。

カウコン未成年「同伴・同意書」でOKだった時代もあった

ここまで読むと「昔は入れたって聞いたけど?」と思う方もいるかもしれません。
実際、2010年代前半までは、

  • 保護者同伴であれば未成年も入場可能、
  • あるいは「同意書を提出すればOK」
    という年もありました。

しかし、2018年頃から本人確認の徹底化・条例の順守強化が進み、
2019年以降は「18歳未満入場不可」が明確化されました。

特に「Hey! Say! JUMP」「Kis-My-Ft2」「King & Prince」などのライブでの本人確認強化が始まって以降、
未成年に限らず本人以外の入場が完全に封じられたのです。

STARTO社に運営が変わってから、譲渡・転売に厳しく対応する方針となり、本人確認が行われる公演や対象者が増えてきています。

したがって、過去の体験談(「高校生のとき行けた」など)は現在のルールには該当しません。
2025年時点で同じ対応を期待すると、入場を断られる可能性が非常に高いです。

なぜここまで厳しくなったのか ― 背景にある3つの理由

カウコンでの未成年制限が年々厳しくなった理由は、大きく分けて以下の3つです。

  1. 青少年保護条例の厳格化
     東京都をはじめ多くの自治体で、深夜(23時以降)の外出制限が強化されました。
     年越しイベントであっても、条例違反とならないよう運営側は未成年を参加させない方針をとっています。
  2. 本人確認・チケット転売防止の強化
     転売や名義貸しトラブルが多発したことで、ファンクラブの本人認証が厳格化。
     入場時の顔認証・デジタルチケット化によって、他人の名義では入れなくなりました。
  3. 安全管理とトラブル防止
     年越しという深夜帯のイベントでは、帰宅手段の確保や安全管理が難しく、
     万一の事故や迷子などのリスクを避けるため、年齢制限が設けられています。

もし未成年のファンがカウコンを楽しみたいなら?

どうしてもカウコンを体験したい未成年ファンにおすすめなのが、

テレビ生放送やネット配信での視聴です。

ヲタクの中ではテレビの前で自宅最前列観戦と言われてますよね♪

カウコンは例年、フジテレビ系列での生中継が行われています。

当日のSNSではリアルタイムで会場レポートや出演者のコメントが流れるため、

テレビを見ながらSNSで一緒に盛り上がる「オンライン参加」も人気の楽しみ方になっています。

今年はTVでの放送はない可能性が高いと言われていますが、

近年では、同じSTARTO所属アーティストのライブ配信(有料配信)が増えているため、

カウコンでもオンライン配信の形でファンが参加できるチャンスが広がるかもしれません。

まとめ:未成年はカウコンに参加できないが、安全に楽しむ方法はある

まとめると、
現在のカウントダウンコンサートでは、18歳未満の入場は一切不可です。

保護者同伴や同意書の提出があっても認められず、
未成年名義のチケットを他人が使って入場することもできません。

過去には緩やかな運用がされていた時期もありましたが、
2025年時点では条例・本人確認・セキュリティの観点から例外は存在しないと考えましょう。

それでも年越しの瞬間を推しと過ごしたいファンにとって、テレビやSNSでの“おうち参戦”は立派な楽しみ方。
安心・安全に、そして次のチャンスにつながるよう、公式ルールを守って楽しむのが一番です。