大河ドラマ光る君への肩の赤い紐は何?掛帯をつける理由を調べてみた!

生活
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2024年の大河ドラマ「光る君へ」を毎週楽しみに視聴されていますでしょうか。

4月14日放送の光る君へ「おごれる者たち」の中で、近江の石山寺へ旅に出掛けるまひろ(吉高由里子)と、さわ(野村麻純)の肩に謎の赤い紐が掛かっており、

あの赤い紐は一体なんなの?と気になっている方も多いかと思います。

この記事では大河ドラマ光る君への肩の赤い紐は何なのか?掛帯をつける理由や意味はあるのかについて調べてみました。

大河ドラマ光る君への肩の赤い紐は何?

大河ドラマ光る君への肩の赤い紐は「掛帯」と呼ばれる古代装束の名残です。


「光る君へ」は、平安時代に千年以上前に書かれたベストセラー小説『源氏物語』を執筆した女性、紫式部(吉高由里子)の人生を描いています。

なので服装は平安時代の装束をイメージされていますよ。

その中でこの赤い掛け帯は、絹織物をたたんで胸の前にかけ、後ろで結んだものです。

装束と赤い紐があまりマッチしておらず、赤い紐が浮いて見えて違和感を感じてしまうのはわたしだけでしょうか・・・

大河ドラマ光る君への肩の赤い紐「掛帯」をつける意味や理由は何?

掛け帯と調べると次のように定義されています。

社寺参詣の女性が、物忌みのしるしとして用いた赤い帯。 赤色の絹を畳み、胸の前に掛け、背後で結んだもの。

この物忌 (ものいみ)とは、神事ないし凶事の非常にあたって一定期間宗教的な禁忌を守り身を慎むことで、

つまり女性が神社仏閣にお参りに行く時にする魔よけのたすきということですね。

石山寺さんはこのシーンの考察もしてくれていますよ!

寧子さんはドラマではこの時出家しているようで、白い袈裟を着けていましたね。兼家の菩提を弔うために出家し、参詣したのかもしれません。

また平安時代の女性間で流行していた、今でいう友達コーデ・ニコイチ・オソロのような紐との見解もありました。

二人揃って同じ赤い紐をしているので、平安時代のおしゃれの一つなのかもしれません。

まとめ

▷大河ドラマ光る君への肩の赤い紐は「掛帯」

▷「掛帯」は女性が神社仏閣にお参りに行く時にする魔よけのたすき